津山工業高校(山下)で29日、30年前の1991年に生徒と教職員が敷地内に埋めたタイムカプセルの開封式が行われた。当時の関係者らが集まり、収められていた物を手に取って懐かしんだ。今年迎えた創立80周年の記念事業の一環。
タイムカプセルは、直径50?アルミ製の球形の鋳物で、当時の創立50周年記念事業として庭園「憩いの広場」の石のモニュメントが建立された際に脇に埋められていた。今年の4月に掘り出し、校内に保管していた。
中には、携帯用小型コンピューター「ポケットコンピュータ」や実習で作った作品のほか、記念写真、生徒名簿といった思い出の品が入っていた。生徒会役員が未来の生徒に向け、「津山工業を発展させてくれるように願っています」と書いた手紙もあった。
開封式は約30人が出席。同校の生徒会役員が慎重にカプセルを開けた。生徒会長の3年・中谷拓巳さん(17)は「どんな物が入っているのかわくわくした。当時の生徒会役員の手紙を読んで改めて気を引き締めようと思った」。土木科の科長を務めていた福島祐紀洋さん(76)=椿高下=は「開封に立ち会えたのはとてもうれしい。写真に映る生徒はみんな良い子だった」と話した。
6日には創立80周年記念碑の除幕式を行う。
津山工業高校 タイムカプセル開封式