非行や薬物乱用の防止しようと津山署と津山工業高校は23日、同校(山北)で協働の啓発活動を行った。ゴールデンウィーク前に生徒たちの意識を高め、健全に過ごしてもらおうと実施した。
生活安全課、管内防犯連合会などの警察関係者をはじめ、少年警察協助員、津山地区更生保護女性会、美作保健所、生徒会役員、生活委員会の生徒ら合わせて約80人が参加した。
メンバーは正門や玄関付近に立って、登校する生徒にあいさつをしながら、「薬物乱用・危険ドラッグ ダメ。ゼッタイ」などと標語が書かれたウェットティッシュとシャープペンシルをセットにした啓発グッズ400セット、少年非行防止の標語が入った蛍光ペン150本を配った。
参加した土木科3年・稲岡海斗さん(17)は「1年生も学校に慣れてきたし、連休前はみんなの気が緩む時期だと思う。油断しないように過ごしたい」。小川俊幸生活安全課長は「新型コロナウイルスの影響で外出をする機会は減っているが、インターネットを通じた誘惑は多い。気を引き締めてほしい」と話した。
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薬物乱用防止の啓発グッズを配る生徒
津山工業高校で薬物乱用防止啓発
- 2021年4月23日
- 教育・保育・学校