津山市「こけないからだ体操」ベトナム拡大が続ける

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津山市で生まれた「こけないからだ体操」を通じたベトナムでの介護予防モデル事業(2017〜2020年)が同国保健省から高評価を受け、本年度からハノイ市以外の地域に拡大して行われる。対象人数も大幅に増やし、さらなる普及とともに指導リーダーの育成を図り、同国の介護予防事業の体制強化につなげる。
 津山市では2004年度に始まり、現在市内200カ所以上で行われている。急激な高齢化が進むベトナムで17年11月から3年間、JICA(国際協力機構)の「草の根技術協力事業」で開始。社会福祉法人・やすらぎ福祉会(岡山市)が実施、津山市が技術協力し、ハノイ市スンフン町の7コミュニティーの高齢者152人を対象に取り組み、高齢化対策に貢献した。
 保健省から活動実績が高く評価され、後継事業として25年までの3年間、新たに取り組むことが決まった。ハノイ市を含む6地域に拡大し、対象者も3200人に増加。持続的運営を図るため、指導リーダーと地区トレーナーを養成する。リーダー候補生が津山を訪れて研修でノウハウを学んだり、津山からも現地に渡航したりする。
 29日には津山市役所とベトナムをオンラインでつなぎ、キックオフミーティングが開かれた。JICA中国センターの岡田務所長と谷口圭三市長が「両国の未来に向けた強固なパートナーシップを構築するものとして期待する。津山発の体操がベトナム各地に広がり、多くの高齢者の心と体の健康につながり、笑顔の輪が広がること願う」とあいさつ。ベトナム保健省人口家族計画総局のグエン・ティ・ゴック・ラン副総局長は「ベトナムの6地域への展開が継続できるようサポートをお願いしたい。事業の効果をベトナム全土に展開することを目指す」と述べた。


1 ベトナムと市役所をオンラインでつないだキックオフミーティング

2 ベトナムで取り組まれるこけないからだ体操


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