津山市交通安全対策協議会の本年度総会が3日、山北の市総合福祉会館で開かれ、関係機関35団体の代表者35人が交通事故の無い安心で安全な町づくりに向け、事業計画などを取り決めた。
会長の谷口圭三市長をはじめ、田村正敏副会長、光本博一津山署長が「事故を減らすためには、住民ら一人ひとりが身近な問題として捉え、家庭や職場、地域で継続的に対策に取り組むことが大切」などとあいさつした。
続いて、同署の板野順一交通課長が「今年1月から8月2日まで管内で、1485件の人身、物損事故が発生。そのうち3人が亡くなった。県下では44人が死亡し、重大な事故が増加してきている」などと報告した。
協議では「歩行者の安全を確保」、「飲酒運転の根絶」といった県や全国の重点目標に加え、「家庭内での交通マナー規範の向上」を柱に、講習会や広報活動、推進大会などを行うことを決めた。このほか、新委員14人が選出された。
同協議会は、交通上の問題を検討し、適切な対策を樹立・推進するのを目的に、1969年に設立した。
主な役員(任期1年)は次の通り。(敬称略、○は新任)
▽会長=谷口圭三(津山市)▽副会長=田村正敏(津山交通安全協会)、清原三郎(市連合町内会)、○光本博一(津山警察署)▽監事=○森山裕一(津山青年会議所)、小椋行治(津山市小学校長会)
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あいさつする谷口市長
津山市交通安全対策協議会 本年度総会
- 2022年8月8日
- 行政・公共