日本舞踊「舞扇の会」の第4回「各流派舞踊 舞扇」が26日、山下の津山文化センターで開かれ、会員たちの優雅な舞が観客約400人を魅了した。
小柳、藤間、正派若柳流の会主たちと小学3年生から70代までの計37人が出演。華やかな着物に身を包み、長唄「藤音頭」、常盤津「夕月船頭」といった古典舞踊をはじめ、昭和時代の歌謡曲「ブルーライトヨコハマ」などで踊る新舞踊全41演目を披露した。
同会は、伝統舞踊を次世代に引き継いでいくのを目的に各流派のつながりを深めていこうと立ち上げ、2018年から活動している。今年は新型コロナウイルス感染予防のため、動員数を制限して実施した。
今回会長を務めた藤間流藤登会の会主・藤間登代さん(74)=勝部=は公演前に「これからも地域の芸術文化の振興のため、伝統を守り伝えていく」と思いを語った。
舞台の様子は8月11、12日、テレビ津山で放映される。時間は正午と午後2時半から。また9月にも再放送される。
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演目「品川心中お染」を披露する藤間さん
津山文化センター 日本舞踊「舞扇の会」第4回「各流派舞踊 舞扇」
- 2022年7月1日
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