津山東中学校から津山中央病院へ感謝と応援のメッセージ

教育・保育・学校 津山東中学校から津山中央病院へ感謝と応援のメッセージ
         

 津山東中学校の保健給食委員会は25日、新型コロナウイルスの治療や対応に当たっている津山中央病院に感謝と応援のメッセージを贈った。
 1年から3年まで計36人いる同委員会が「地域医療を担う中央病院のために何かできることを」と企画。放課後の委員会の時間を使って、1人ずつカードに「大変な時期ですが一緒に頑張りましょう」「ともに乗り越えましょう」といったメッセージを書き、色画用紙3枚に貼り付けた。
 病院に隣接する同校(押入)で贈呈式があり、2年の植田彩南委員長(14)と委員の渋谷穂花さん(14)が、林同輔院長と藤田浩二感染症内科特任部長に手渡した。植田委員長は「コロナ禍の中、最前線で戦ってくださり、ありがとうございます。大変だと思いますが、お体に気をつけて頑張ってください」とあいさつ。併せて1、2年生の生徒有志が製作した疫病を鎮めるといわれる妖怪「アマビエ」の緻密なモザイク画(縦2㍍、横3㍍)も贈った。
 林院長は「クラスターが発生し、精神的に追い詰められた時期もあったが、みなさんの助け合っていこうという温かな気持ちがうれしい」と礼を述べた。受け取ったメッセージなどはメールに添付して全職員に配信したり、院内の電子掲示板にアップしたりするという。
 同校は昨年末、同病院に向けて「大切な命のためにありがとうございます」とのメッセージを校舎に掲示。それを受けて病院は「勇気と力をいただきました‼」と記した横断幕を張り出し、心温まる光景が話題になっている。


津山東中の保健給食委員会からのメッセージと、生徒有志からのアマビエのモザイク画の贈呈


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