津山署管内(津山市、鏡野町)の2020年の交通事故発生状況や事故防止のポイントをまとめたパンフレット「つやまの交通」が完成した。運転免許の更新手続きで林田の同署を訪れる人らに配布している。
管内では、昨年1年間に交通事故が2425件(前年同期比559件減)発生。そのうち、人身は215件(同17件減)で、死者は7人(同6人増)と大幅に増えた。8割以上は65歳以上で、県内全域でも高齢者は6割以上を占めた。
パンフレットでは、これらの統計データを表やグラフで掲載。事故防止のポイントとして、歩行者には「道路を横断する時は、横断歩道を利用し、必ず左右の確認を」、運転者には「スピードを控えめにし、一時不停止、安全確認を確実に」などと呼びかけている。
表紙には、津山東高校(林田)の書道部が「思いやりゆとりは無事故へつづく道」などとしたためた作品の写真を使用した。
つやまの交通は、津山交通安全協会、津山安全運転管理者協議会、津山運行管理者協議会、津山交通警察協助員会が、同署の協力を得て毎年作成。同署交通課は「皆さんの力で一つのパンフレットが完成する。交通安全に役立ててもらいたい」としている。
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津山署管内の交通事故発生状況などをまとめた「つやまの交通」
津山署作成 パンフレット「つやまの交通」
- 2021年5月26日
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