岡山県津山市内の2寺院でボタンが見ごろを迎え、参拝者が優雅な花の姿を楽しんでいる。
「ぼたん寺」として知られる院庄の清眼寺では早咲きのボタンが花盛り。栽培している約100種、約300株のうち、ピンクの「獅子頭」や赤い「芳紀」などが咲きそろい、静かな境内を華やかに彩っている。開花は例年より10日ほど早く、次の土日には最盛期を迎えそうという。ボタンの後は約50株のシャクヤクも咲き始める。
真庭市から訪れた60〜70代の女性4人は「コロナで大変な世の中なので、花を眺めていると癒やされる」と話した。
29日には住職の退山・晋山式が行われる。午前9時から稚児行列と練り供養、9時半から式がある。
また5月3日午前10時から筆供養を行う。
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優雅なボタンを愛(め)でる参拝者