モ~最高 ジャージー牛「放牧」開始 ストレス解消と体力づくりに/岡山・真庭市

自然 青々とした牧草地に放たれたジャージー牛
「モ~最高」とばかりに、青々とした牧草地に放たれたジャージー牛=2023年4月28日
         

 岡山県真庭市の蒜山高原でジャージー牛の放牧がこのほど、同市蒜山中福田のひるぜんジャージーランドで始まり、GW期間中も高原を象徴する情景として観光客の目を楽しませている。

 4月28日に広々とした牧草地に放たれた9頭。いずれも蒜山酪農農業協同組合の牛舎から運ばれた妊娠中の1歳の雌牛で、初めは落ち着かない様子だったが次第に慣れ、斜面を駆け回ったり、青草をはんだりしてのびのびと過ごしていた。

 

 出産前のストレス解消と体力づくりを狙いに、11月上旬まで計30頭を放牧。常時10頭ほどが見られるという。

 

 同組合の中村貢易生産課長(50)は「牛たちもこの日を待ち望んでいたはず。蒜山高原の代名詞とも言えるジャージー牛に癒やされてほしい」と話している。


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