画家の武藤順九さんによる小作品の展示コーナーひらかれる/岡山・津山市

芸術
         

 1日から再開となったポート・アート&デザイン津山=岡山県津山市=に、イタリアを制作拠点とする世界的な彫刻家・画家の武藤順九さん(70)による小作品の展示コーナーが設置された。
 大理石彫刻がメインで、ローマ法王公邸に永久設置された「CIRCLE WIND-PAX2000-」など「風の環」シリーズ作品の原形3点(高さ15〜20センチ、幅13〜20センチ、厚さ6〜15センチ)、「男と女」(高さ50センチ、幅16センチ、奥行き12センチ)、墨絵「記憶の壁2006」(縦18センチ、横55センチ)の計5点。
 同館で今春開催予定だった津山での初展示会がコロナ禍の影響で延期を余儀なくされたため、来春の特別展に向けたPRの一環として築100年になる本館(市重文、旧妹尾銀行林田支店)の一角に設けた。期間は来年4月末まで。
 武藤さんは「特別展の企画にあたり津山の有志や経済界の皆さんから支援をいただき、感激した。文化センターに展示した風の環2011-絆-とともに感謝を込めて設置し、多くの市民らに見てほしい」と話している。
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設置された小作品コーナーと武藤順九さん

p 大理石彫刻「男と女」


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