コロナ禍で秋祭りの中止・縮小が相次ぐなか地域を元気づけようと、県神社庁津山支部青年会は17日、加茂町塔中の軒戸神社の秋大祭宵祭りで新型コロナウイルスの早期終息を願うサプライズの花火を打ち上げ、約5分間にわたり秋の夜空を色鮮やかな大輪が彩った。
祭礼では疫病退散の祝詞が奏上され、午後7時になると同神社近くで65発が次々と打ち上がった。直前に知らされた地域の人たちは沿道などで「きれいだね」などと口にしながら光の花が咲き乱れる夜空を見上げ、終わると拍手を送っていた。
同神社の湯浅迪彦禰宜(36)は「笑顔を一つでも取り戻せたらうれしいですね」と話していた。
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軒戸神社の秋大祭宵祭りで打ち上げられた新型コロナ終息を願う花火
県神社庁津山支部青年会、17日花火の打ち上げ
- 2020年10月19日
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