真庭市蒜山西茅部の茅部神社の桜が見ごろを迎えている。桜並木の参道では地元の人や観光客らが花を愛でながら、ひと足遅い高原の春を楽しんでいる。
石の大鳥居から神社までの約1㌔メートルにわたり、道の両脇に約500本のソメイヨシノやヤエザクラなどが植えられている。昨年より約1週間早く開花。花が舞い散る中、散策している人たちは写真を撮るなどして満喫していた。
日本の旅行会社に勤務をしているハダド・ミハルさん(43)=イスラエル出身=とレスコー・メレディスさん(36)=アメリカ出身=は「友人に勧められて来た。神社と桜の織りなす風情が良い。蒜山地域の高天原(たかまがはら)伝説の話も聞いたので、神秘的に感じる」と話した。
開花期間中はぼんぼりのライトアップが行われ、夜桜を楽しめる。
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桜並木を散策する観光客
真庭市茅部神社桜みごろ
- 2021年4月10日
- 自然