犯罪や非行が無い社会を目指す第70回「社会を明るくする運動」(法務省主唱)の強調月間(7月)が始まった1日、首相メッセージの伝達式が津山市役所=岡山県津山市=で行われた。
津山地区保護司会の上原勇三会長や岡山保護観察所の小椋順一所長らが訪問。上原会長が「立ち直ろうとする人を再び地域の輪に迎え入れ、責任ある社会の一員となるよう支えることが重要」と安倍晋三首相のメッセージを読み上げ、市推進委員会長を担う谷口圭三市長に手渡した。
谷口市長は「犯罪や非行をした人がリスタートできる地域づくりに取り組んでいきたい」と話した。
例年は推進大会や啓発パレードを実施するが、今年は新型コロナウイルス感染拡大を受けて中止した。
期間中は、パンフレットやポケットティッシュなどの啓発品を全35市立小中学校や市役所1階ロビー(3日まで)で配布する。
津山地区保護司会には現在、法務大臣に委嘱された84人が所属し、仮釈放者や執行猶予者の保護観察などを行っている。
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首相メッセージを読み上げる上原会長
社会を明るくする運動伝達式/岡山・津山市
- 2020年7月2日
- 行政・公共