神目小学校(久米南町上神目)の全校児童58人が7日、青少年の模範となる行為を地域でたたえあう県の「わかば賞」を受賞した。
登下校時の見守り活動を行っている「神目防犯パトロール」の隊員たちに日ごろの感謝を伝えようと、6年生が自主的に下級生に呼びかけ、全学年のメッセージが入った感謝状をつくり、贈った。こうした児童たちの行動が安全安心の地域づくりの機運醸成につながった点が評価された。
伝達式は体育館であり、青パト隊の光延憲之隊長(81)と山渋数則さん(71)も出席。県青少年相談員の光延悦子さん(66)が児童の心のこもった行為をたたえ、賞状と盾、副賞のキーホルダー全児童分を贈った。
6年生の青山らんさんは「青パト隊の人たちに感謝を伝えるためにつくった。私たちの気持ちが伝わってうれしい」と話していた。
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わかば賞の賞状と盾を手にする神目小の児童
神目小学校児童 「わかば賞」受賞