来年の干支(えと)、辰(たつ)を絵取ったイルミネーションが岡山県津山市加茂町の県道沿いに灯され、地域住民らの目を楽しませている。
同所と加茂町河井の有志でつくる実行委員会が、県道・津山智頭八東線沿いの広場にクリスマスツリーの電飾とともに恒例で設置し、LEDライト約2400球を使用。縦5メートル、横6メートルの金属フレームに張ったネットに竜が体をうねらせる姿を黄色に浮かび上がらせ、目は赤く光らせている。
実行委員長の槙根大介さん(45)=加茂町山下=は、「過疎高齢化する地域を元気づけるために継続している。のぼり竜にあやかり、明るい飛躍の新年を願う気持ちも重ねた」と話している。
時間は午後5時~11時。ツリーは31日まで、辰は1月15日まで点灯し、正月三が日は夜通しの午前4時まで延長する。