第11回津山市新型コロナウイルス感染症対策本部会議が15日、岡山県津山市山北の市役所で開かれた。国の非常事態宣言一部解除に伴い、段階的な市内公共施設の利用再開などを確認した。
市、消防、医療、県の関係者約30人が出席。本部長の谷口圭三市長が「安心できる状況とは言えないが、一定の日常を保つ努力もしないといけない。万全を期して取り組んでまいりたい」とあいさつした。
公共施設の利用に関する報告では、5月1日現在98施設が休館しており、6月中にもすべての施設で再開を目指している。すでに時期が決まっているのは、津山市新魚町のアルネ津山4階・地域交流センターと津山市山下の津山圏域雇用労働センターが20日、児童館と市立図書館が26日、6月1日から津山城(鶴山公園)、衆楽園など観光、文化施設、2日には屋外のスポーツ施設、また、1日以降で屋内スポーツ施設などを調整しているとした。
このほか、休業中の小中学校、幼稚園の再開時期、イベントや行事などについての説明もあった。
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新型コロナウイルスの対応策を協議し合った本部会議
第11回津山市新型コロナウイルス感染症対策本部会議/岡山・津山市
- 2020年5月16日
- 行政・公共