2022年度全国中学校体育大会・第49回全日本中学校陸上競技選手権大会の女子1500mで初優勝した鶴山中=岡山県津山市=3年のドルーリー・朱瑛里さん(14)が9月15日、津山市役所を訪問し、谷口圭三市長らに快挙を報告した。
大会は8月に福島市で開かれた。ドルーリーさんは序盤から集団を引っ張り、「走りの持ち味」というラストスパートで大きく突き放し、2位に5秒差をつける4分23秒79で制した。
報告会では有本明彦教育長が花束を贈り、谷口市長が「全中での優勝は大変な偉業。高みを目指すアスリートの心持ちが伝わってきた。今後も高い目標をクリアできる競技活動に努めてほしい」とたたえた。
輝く金メダルを胸にドルーリーさんは「優勝は自分だけのものではなく、周りのサポートや応援があってこその結果。そうした人たちに優勝という結果で感謝を伝えたいとの思いで臨んだ。県、市、鶴山中の代表として結果を残すことができて良かった。今後も陸上を続けたい」と喜びを語った。
小学4年の時に津山ジュニアで陸上を始めたドルーリーさん。「中長距離は駆け引きが楽しい。今後の目標はジュニアオリンピック1000メートルでの日本記録での優勝と都道府県対抗駅伝」と話した。
<関連記事>