第91回「津山地区メーデー」(美作地区平和・人権・環境労組会義主催)が1日、伏見町の吉井川河川敷で開かれた。7団体50人の労働組合員らが参加し、雇用安定や生活、福祉の向上を図るため宣言を採択した。
新型コロナウイルスの影響により昨年は中止し、2年ぶりの開催。土居靖浩議長が「子どもたちの未来のためにも、互いに協力して知恵を出し、働きやすい社会の実現のため声を上げていこう」とあいさつ。脱原発や軍縮と平和を訴えた特別決議の後、代表者が「働く人たちの一層の連帯を確認し課題解決に向けて取り組む」と宣言した。
このほか、職場の環境改善といった訴えを書いたプラカードの選評が行われ、優秀作品には津山市職員労働組合青年女性部の「No more!サービス残業」が選ばれた。都井秋人部長は「サービスとは相手に強要するものではない。残業をなくすように自主的に助け合える職場環境になれば良い」と話した。
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訴えに耳を傾ける参加者
第91回「津山地区メーデー」開催
- 2021年5月6日
- 経済・産業