米軍単独訓練をめぐり「米国海兵隊単独訓練反対日本原集会実行委員会」が訓練中止の要請書を提出 / 岡山県津山市・奈義町

行政・公共 訓練中止の要請書を提出する宮田議長
訓練中止の要請書を提出する宮田議長
         

 陸上自衛隊日本原演習場(奈義町、津山市)で3月13日から21日まで実施される米軍単独訓練をめぐり、「米国海兵隊単独訓練反対日本原集会実行委員会」は22日、両市町に訓練中止の要請書を提出した。
 中止を求める理由として、書面では「訓練の受け入れは、今後の恒常的な演習場の使用や基地機能強化・拡大につながり、周辺住民の平和を脅かすもの」―などとしている。
 日本原共闘会議と平和フォーラム中国ブロックで構成する同委員会の7人が役場を訪れ、宮田好夫議長が「コロナ禍の中で地域住民への影響、安全面も危惧される。拡大される懸念もあり、中止させてほしい」と呼びかけた。
 同演習場での米軍単独訓練は2018年、20年、21年、22年に続いて5回目。今回は岩国基地(山口県)所属の戦闘補給部隊で最大約100人、車両約10台が参加し、射撃や基本救護などの訓練、車両機動演習を予定している。


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