美作青年会議所は8日、美作市新型コロナウイルス感染症予防・経済対策本部に、市民に役立ててもらおうと、サージカルマスク1000枚と手指消毒液として有効な次亜塩素酸水40リットルを贈った。
日ごろから子どもたちの健全育成事業などに取り組んでいるが、同ウイルス感染拡大防止対策で関連事業をゼロベースで見直す中「何か地元の役に立てることを」と15人の会員から募った寄付をマスク、消毒液の購入資金に充てた。
この日は檜尾泰幸理事長、大倉俊輔専務理事、中山敦雄事務局長の3人が岡山県美作市栄町の市役所を訪問。檜尾理事長が「幸い市内からは感染者は出ていないが、油断はできない。必要な人のもとに届けていただきたい」とあいさつし、同本部長の萩原誠司市長に手渡した。萩原市長は「住民の意識が高まり、団結心も生まれてきている。一歩進んでより強い絆となるよう、有効に活用したい」と礼を述べた。
同会議所は、勝央、奈義町、西粟倉村にも順次寄贈する。
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マスクと消毒液を萩原市長に贈る檜尾理事長
美作青年会議所、サージカルマスクと次亜塩素酸水を岡山県美作市に贈呈
- 2020年5月12日
- 行政・公共