美作青年会議所(JC)は16日、2016年に中学1年生だった人たちに、当時将来の自分宛てに書いてもらっていた手紙を送った。青少年健全育成事業の一環。
美作、作東、勝央中の卒業生で、現在18歳の約280人分。JCメンバーが当時、各校を訪問して夢をもつ大切さを授業の中で伝えた上で、生徒に5年後の自分に向けたメッセージを手紙につづってもらい、これまで保管していた。
大倉俊輔理事長が美作市入田の美作郵便局を訪れ、ポストに投函した。「18歳は進学か就職かという岐路に立つ年齢。純粋な気持ちで書いた内容を目にし、自身を見つめるきっかけにしてもらいたい」と話した。
手紙投函事業は、同JCが創立35周年を迎えた09年に記念企画として始めた。今年はコロナ禍を受け、学校を訪問する代わりに作製したDVDを授業で使ってもらう。
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手紙をポストに投函する大倉理事長
美作JC手紙投函
- 2021年4月19日
- 教育・保育・学校