真庭市の蒜山高原でブルーベリー狩りが始まった。蒜山東茅部のカルチベート観光ブルーベリー園(宮永優代表)でも、観光客が収穫体験を楽しんでいる。
約50㌶の農園に500本植えており、そのうちハイブッシュ、サザンハイブッシュ系の品種が収穫期を迎えている。訪れた人は濃い青紫色の熟れた実を探し、枝から一粒ずつもぎ取って味わい、「甘酸っぱくておいしい」と喜んでいた。
アメリカ北部原産のハイブッシュ系は冷涼な気候で育ち、甘味と酸味のバランスが程よく味が濃い。それに対して、温暖な地域でも育つように改良したサザンハイブッシュ系は、あっさりとした甘味がある。7月下旬まで収穫を楽しめる。
また、同農園にはラビットアイ系も植えられており、こちらは8〜9月中旬の間、収穫の時期を迎える。宮永代表は「今年は実った数が少ない分、大粒になった。ジャムやジュースなどに加工するのにも最適。晴れていれば、蒜山三座や大山が一望できる場所で自然を感じながら素敵な時間を過ごしてほしい」と話す。
予約制で、入園料は大人700円、小学生300円で食べ放題。キャンプ場も併設している。
申し込み、問い合わせは、宮永代表(℡090―1682―3087)。
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ブルーベリー狩りを楽しむ観光客
蒜山高原 観光ブルーベリー狩り始まる
- 2021年6月30日
- 自然