誕生寺支援学校創立50周年記念式典

教育・保育・学校 誕生寺支援学校創立50周年記念式典
         

 誕生寺支援学校の創立50周年記念式典が26日、同校(久米南町山ノ城、上弓削)で開かれた。半世紀の節目を祝うとともに、地域とのつながりを大切にした教育活動の充実と学校の発展を誓い合った。
 式は新型コロナウイルス感染予防のため規模を縮小し、誕生寺校地と弓削校地の校内7会場をオンラインで結んで開催。中学部と高等部の生徒、教職員ら約260人が出席した。
 スライドで歴史を振り返った後、山岡格史校長が「学校を支えてくれた多くの人たちが残した力を受け継ぎ、もっといい学校になるよう努めていきたい」と式辞。鍵本芳明県教育長と片山篤町長から寄せられたビデオメッセージの祝辞が上映された。
 岡部浩二記念事業実行委員長(前PTA会長)に続いて、児童・生徒を代表して高等部3年の生徒会長・山本優毅さんが「歴史と伝統を引き継ぎ、地域から愛される学校であるよう努力を続ける」とあいさつした。木多信俊後援会長が記念事業のメッセージボードや横断幕などを紹介し、全員で校歌を歌って式を締めくくった。
 同支援学校は1971年4月に開校。73年に高等部を設置し、2003年に肢体不自由部門を併置、児童・生徒数の増加に伴い13年に弓削校地を開校した。地域との連携を重視した教育活動が特色で、アンテナショップ「野の花ショップ夢元(ゆげ)」の取り組みなどを行っている。
 知的障害と肢体不自由の2部門があり、本年度は小学部、中学部、高等部に計243人が在籍。これまでに1000人以上が巣立っている。


あいさつする児童・生徒代表の山本さん


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