鏡野町沖地区の里山で植樹

暮らし 鏡野町沖地区の里山で植樹
         

 鏡野町沖地区にある里山で20日、地区の住民らがヤマザクラやモミジなど90本を植えた。雑木や竹林を伐採した後の新たな森づくりを進めようと、地権者でつくる「おみの山を守る会」のメンバーら約30人が植樹に汗を流した。
 かつて沖神社が鎮座していた由緒ある山だが、すっかり荒れ果てていた。地肌があらわになった約4反の土地の、頂上へ連なる通路沿いなどにヤマザクラ30本、モミジ30本のほか、ヤマボウシ15本、トチ15本の苗木を杭とともに植えた。
 町の住民による森林づくり活動を支援する多様な森林づくり推進事業の一環。昨年7月に発足した同会が5カ年計画で里山整備に取り組む。池田晃会長(66)=沖=は「長年放置されていた場所。少しずつ植樹の本数と種類を増やしていきたい。里山整備のモデルになれば」と話している。
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植樹するおみの山を守る会のメンバー


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