第27回ふれあいスポーツ大会(同実行委主催)が25日、岡山県津山市山北の津山総合体育館で開かれ、市内外の障害者(児)とその家族、福祉関係者ら約160人がニュースポーツなどを楽しみ、交流を深めた。
開会式では古金広志実行委副委員長が「笑顔でいい汗を流しましょう」とあいさつ。津山手をつなぐ親の会の二木正義さん(34)、坂口聡太さん(15)が元気よく選手宣誓し、準備体操の後、3組に分かれてプレーした。
フライングディスクをゴールに投げる「ドッチビー」、ひもでつながる2個のボールをはしごに引っ掛ける「ラダーゲッター」などに挑戦し、参加者は標的を狙い、命中すると歓声や拍手がわいていた。この後「パン取り競争」もあり、笑顔であふれた。
製造業の長瀬喬さん(35)=新野東=は「やってみると意外と難しかった。久しぶりにみんなで集まって会話もできて楽しい」と話していた。
同大会は、障害者が自らの障害を克服する気力を育むことなどを狙いに関係団体でつくる実行委が恒例で開催している。
