高倉小学校(下高倉西)の4年生は8日、同校近くの畑で育てた地元特産の自然薯(じねんじょ)「草刈号」の収穫に励んだ。
児童16人は6月に種イモの植え付けをした同所のほ場(影山明さん所有)で作業。津山自然薯生産組合の下山昌一組合長らに「デリケートなので折らないように大事に扱って」と指導を受けながら、土から1㍍のパイプを取り出した。パイプの切れ目に木材ブロックをはさみ、中につまっている土を振り落とすと成長した自然薯が出てきた。
この日採れたもので最大の自然薯は重さが1・2㌔。長さが1㍍ほどのものもあり、児童は「すごい」「こんなの初めて見た」と喜んでいた。
髙山蒼太君(10)は
「みんなと協力しながら慎重に採った。大きいものが出てきた時、とてもうれしかった」と話した。
収穫した自然薯は子どもに人気の地元料理「ふわふわ揚げ」のレシピと一緒に持ち帰って食べる。
高倉小学校で自然薯(じねんじょ)の収穫
- 2020年12月15日
- 教育・保育・学校