高倉小学校=岡山県津山市=の4年生16人が1日、同校近くの畑で自然薯(じねんじょ)の種イモの植え付け作業を体験した。
地域特産物への理解を深めてもらう狙いで毎年実施し、津山自然薯生産組合の影山明さんが所有するほ場に集合。下山昌一組合長(73)らが指導し、児童たちはミネラル分が豊富な「とっこ土」を入れた長さ約1メートルの塩ビ製パイプを寝かして埋め、目印の案内棒に沿って「つやまくさかり号」の種イモ100本を根が伸びやすい向きに植えていった。
金谷瑛士君(9)は「長いパイプに土を入れるのが面白かった。自然薯のふわふわ揚げが好きなので、イモが大きくなるのが楽しみ」と話した。この後、害虫を防除するマリーゴールドの種もまいた。
11月にはむかご採りをし、12月初旬に収穫して給食で味わう。
p
自然薯の植え付けを体験する高倉小の4年生
高倉小学校の4年生、自然薯の植え付けを行う/岡山・津山市
- 2020年6月2日
- 教育・保育・学校