高倉小学校(岡山県津山市下高倉西)の4年生27人は30日、同所のほ場(影山明さん所有)で地元の特産品・自然薯(じねんじょ)「草刈号」について理解を深めようと、植え付け作業を体験した。
津山自然薯生産組合の下山昌一組合長ら4人が講師役を務めた。児童は約1メートルのパイプに、高倉地域で採れるミネラル豊富な「トッコ土」を詰めて土中に埋めた後、「根と芽は育つ上で大切な部分。扱う時は気を付けて」といった指導を受けながら、種イモ100本を、パイプの上に植えていき、最後に虫よけになるマリーゴールドの種をまいた。
米井春満君(10)は「力仕事が多くて大変だと感じた。大きくなったら畑仕事を手伝えるようになりたい」と話した。
同校は、自然薯の生産過程を学ぶ授業を約30年前から毎年実施している。10月にムカゴを採り、12月に収穫する。
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種イモを植える児童たち
高倉小学校 植え付け作業体験