高倉自治協議会が解散し高倉地域づくりの会発足/岡山・津山市

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 高倉自治協議会は9年間にわたり取り組んできた岡山県津山市の住民自治協議会事業の全ステージ終了に伴い発展的に解散し、後継となる高倉地域づくりの会が発足した。住民主体の地域づくりを目指す。設立総会が8日、津山市下高倉西の高倉公民館で開かれた。
 町内会や小中PTA、民生児童委員、愛育委員、老人クラブ、消防団など地域の各種団体と、ボランティアで組織する。
 目標に「豊かな自然と人は地域の宝。高倉の歴史を守り、人を育て、魅力ある地域、暮らしを住民みんなの手でつくる」を掲げ、▽住みたくなる▽情報が集まる▽支え合う▽地域資源を生かす▽縁が広がる―地域づくりを目指す。
 四つの部会は▽子育て魅力部会=子ども・子育て世代への支援▽地域の絆部会=高齢者及び障害者らへの支援▽安全対策部会=安心・安全な地域づくり▽地域振興部会(食と農)=地域資源を活用した事業の展開。
 総会には各団体の代表ら約40人が出席した。同自治協議会事務局次長を務めていた米井瑞臣さん(74)を会長に選出。「自治の精神をより強くし、主体性を持って取り組んでいきたい」と述べた。月に一度の子ども会議や高齢者の移送手段研究、耕作放棄地・空き家の調査といった本年度の事業計画を決めた。
 米井会長をのぞく役員は次の通り。
 ▽副会長=江川良治、高山文秀、有木富喜、森本純次▽事務局長=下山智久▽事務局長代理=高山和枝▽会計=神田慶子▽幹事(部会長)=木下秀人、植月豊子、森本政孝、本多正明
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高倉地域づくりの会の設立総会で意見を交わす住民


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