CLT名称決まる

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真庭市は17日、蒜山上福田の蒜山高原に建設中の観光文化発信拠点施設「GREENable HIRUZEN(グリーンナブル ヒルゼン)」の象徴となるCLT(直交集成板)パビリオンの愛称を「風の葉」にすると発表した。7月15日にオープン予定。
パビリオンは建築家の隈研吾さんが設計した高さ約18㍍の立方体状の建物。360枚の真庭産CLTパネルと鉄骨を交互に組みあわせた構造で、空へ舞い上がる木の葉を表現している。2020年に開催予定だった東京五輪に合わせて建てた同棟を東京都中央区晴海から移築した。
同市は2、3月にインターネットを通じて愛称を募集。437点の応募の中から7点に縛り、審査員の太田昇真庭市長、隈さん、ブックディレクター・幅允孝さんらがオンライン会議で話し合い選考した。
選ばれたネーミングは蒜山高原の豊かな自然環境や歴史といった情報を発信する場所として、多くの人に親しまれるようにと思いが込められている。「建物の中で心地よい風を感じてほしいという隈さんのコンセプトを理解し、名付けている」「さわやかな風が吹く高原のイメージに相応しい名前」と審査員に好評だった。
太田市長は「多くの人が蒜山に関心を持ち、すばらしい名前を考えてくれてうれしく思う。訪れた人が自然を感じ、リフレッシュできるふれあいの場になると期待している。自然の中で生きるすばらしさを感じてほしい」と話した。

愛称が決まったパビリオン棟「風の葉」の完成予想図


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