津山市に移り住んだ人たちを対象にした「IJUターンCafe〜移住者交流会〜」(市主催)が13日、山下の津山城(鶴山公園)などで開かれ、11人が散策しながらまちの歴史や魅力に触れた。
津山観光ボランティアガイドの会の河本匡通さんの案内で、壮大な石垣が残る城跡や城の南側にある京橋門跡を見学。参加者は、藩主だった森家と松平家などについて興味深そうに耳を傾けた。続いて津山郷土博物館を訪ね、職員の説明を聞きながら、パレオパラドキシアの全身骨格標本、古墳から出土した陶棺(とうかん)、津山城の模型などの各種展示物に見入った。
大阪府から阿波に移住して4月で3年目になるという和田崇さん(47)は「津山ぐらしはとても充実していて、環境も気に入っている。自分としても津山や阿波の魅力を伝えられるよう頑張りたい」と話した。
この後、津山観光センターで交流会、一方の津山銘木でまな板づくり体験を楽しんだ。
交流会は移住者のネットワーク構築のため、2016年度から開き、今回で8回目。
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津山の歴史について説明を聞く移住者