第2期「津山市まち・ひと・しごと創生総合戦略(2020〜24年度)の取り組みを検証する、市地域創生推進会議(会長・中村良平岡山大大学院特任教授)社会環境分科会が、津山市役所で開かれ、昨年度の進ちょく状況を踏まえて意見を交わした。
総合戦略の2大目標は▽人口減少・少子化を食い止め、人口構造の若返りを図り、まちの活力を創出する▽住み続けたい・住んでみたい、誇りに思えるまちを実現する。19の数値目標と、基本目標ごとに設置されたKPI(重要業績評価指数)124項目について昨年度実績の報告があった。
「取組強化・改善」が必要となった数値目標は9で▽林業従事者数▽年間観光客入込数▽婚活事業でのマッチング数▽新規学卒者の地域内就職者数▽合計特殊出生率▽全国学力調査で偏差値50を小中学校ともに超える。
「取組強化・改善」が必要となったKPIは46で、主に▽地域商社の売上高▽移住相談・体験などによる県外からの移住決定者数▽まちなか子育て支援拠点の利用者数▽市民のマイナンバーカード取得割合―など。
行政や大学、労働、子育て関連団体などの有識者でつくる分科会メンバー10人が出席。委員からは「小さなニーズに対応する事業を増やして」「現状を踏まえた地域力アップの仕組みづくりを」―といった声が上がった。
同会議は経済分科会、社会環境分科会に分けて年1回開催。
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意見を交わす推進会議のメンバー
岡山県津山市まち・ひと・しごと創生総合戦略の取り組みを検証する市地域創生推進会議
- 2022年11月26日
- 行政・公共