独自の発想で地域づくりや人づくり活動に取り組む団体を表彰する本年度「あしたのまち・くらしづくり活動賞」で、岡山県津山市の城西まちづくり協議会が主催者賞を受賞した。
同協議会は2021年から住民自治組織として始動。地域課題解決の柱として、福祉、防災防犯、まちづくりの3部会をつくり、地域住民が主体となってさまざまな活動を展開している。
具体的には、未就園児親子が集う子育てサロン、小学生対象の学習支援・体験活動、子ども食堂、防災訓練、防災計画の作成、朝市の開催、観光マップの作製、まち歩きツアーなどを実施。津山まちの駅城西、まちの駅城西浪漫館の運営による「稼ぐ地域づくり」の取り組みも評価された。
25日に髙須昌明会長ら3人が山北の市役所を訪れ、谷口圭三市長に受賞を報告。市長が「住民が参画して県内でも積極的な活動を行い、その成果が全国的に認められた。今後も模範となる活動を期待したい」とあいさつ。高須会長は「これからも住民一丸となって、安心安全の地域づくりをしていきたい」と話した。
あしたの日本を創る協会、NHK、読売新聞東京本社など主催。全国197件の応募の中から各賞が選ばれた。