阿波の合同会社あば村が運営する「あば商店」は、最強寒波で大雪となった24、25日も店を開き、住民の生活を支え続けた。灯油なども販売しており、地元の高齢者らからは「とても助かる」といった声が上がっている。
阿波地域で食べ物や日用品などを販売している唯一の店。住民によると、25日の周辺は95㌢ほどの積雪になったという。除雪車が給油する場所でもあることから、スタッフは早朝から深い雪の中を歩いて出勤。雪が降る中、灯油などを買いに来た人がいたほか、雪がやんでも加茂や旧市内のスーパー、量販店などに行くことのできない住民らが次々来店した。
70代の男性は「食料や野菜を買うことができ、とても助かった」。別の女性も「近くで灯油を買うことができるのが一番ありがたい」と話していた。
「あば商店」大雪となった24、25日も店を開き、住民の生活を支える