雛壇を飾る体験ができる「うれし・楽しい!雛まつり」(城東まちづくり協議会主催)が6日、東新町の城東むかし町家(旧梶村邸)で開かれ、参加した小学生や保護者、大学生、地域の高齢者ら19人が楽しみながら交流を深めた。
3日から市内商店街などで開催されている第24回「津山城下町雛めぐり」の一環として実施。新型コロナウイルスまん延防止対策でコンサートなどを中止した代わりに企画した。
江戸時代に作り始められたとされる有職雛や、華やかな装飾が特徴の享保雛などがずらり。参加した大人たちが7段飾りの前で「宮廷で雑用をしていた人がモデルの『仕丁』は、5段目に飾る」などと説明。子どもたちは話を聞きながら手際よく雛人形に笛や弓矢、扇といった小道具を添え、決まった位置に置いていった。
友だちと参加した林田小6年・高田美歩さん(12)は「さまざまな世代の人たちと交流できてよかった」。東小6年・常藤あかりさん(12)は「いろいろな種類の雛人形をじっくり見ることができておもしろかった」と話した。
人形は4月3日まで飾っている。
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雛人形を飾り付ける参加者たち
「うれし・楽しい!雛まつり」