「ごみをへらそう!」をテーマに岡山県津山市内の小学生が書いた啓発ポスターをラッピングしたパッカー車が完成し24日、お披露目された。子どもたちの思いを込めた絵を載せて3月末から市内を走る。
津山市が4年生を対象に6月末から9月にかけてデザインを募集。集まった72点の中から市長賞に選ばれた4点を採用した。
「えっ、すてるの?」「資源を増やそう地球のために」といったフレーズと色鮮やかなイラストが、ごみ収集車の左右両側に2点ずつシールプリントされている。
出発に合わせ、受賞作品の表彰式が山北の市役所で行われ、谷口圭三市長は「大変ありがたい。環境に対する視点をこれからも持ち続けてほしい」と子どもたちに賞状を手渡した。「ポイ捨てをやめよう」をテーマに描いた受賞者の一人、東小の山下翼桜さん(10)は「津山市がきれいになってほしいという思いを込めた。ごみを道端に捨てる人が一人でも減るとうれしい」と話した。
パッカー車は加茂地域の家庭ごみの収集にあたる。
山下さんを除く受賞者とタイトルは次の通り。(敬称略)
▽「もうこれ以上もてないよ」=奥村優真(大崎小)▽「食べ物を大切に」=大和栞都(東小)▽「資源を増やそう地球のために」=金谷俊汰(河辺小)