岡山県津山市のアルネ津山4階・地域交流センターで、ごみ収集車両ラッピング用のポスター作品展(市主催)が開かれている。「ごみをへらそう!」をテーマに市内の小学4年生が応募した作品で、市長賞に選ばれた4作品は、本年度末に導入予定の収集車1台の側面にラッピングされる。作品展は17日まで。
若年層への啓発を狙いに7〜9月に募集し、市内14校から寄せられた全応募作72点を多目的スペースに掲示している。
ごみだらけで泣いている地球や海の魚たち、分別ごみの種類などがカラフルに描かれ、「すてないで まだ使えるよ」「地球を守る3R」「食品ロスを減らそう」といった呼びかけのフレーズを入れている。このほか家庭での削減のポイントなどをまとめた持ち帰り自由の冊子やチラシを設置した。
同市の主婦(35)は「子どもたちが意識するのはいいことで、家族の心がけも変わるはず。私も普段から食品の賞味期限切れや生鮮品の買い過ぎには気をつけている」と話した。
市長賞受賞者は次の通り。(敬称略)
山下つばさ、大和栞都(以上東小)奥村優真(大崎小)金谷俊汰(河辺小)