美作地域のグルメを集めた「美味し国マルシェin津山まなびの鉄道館」が30日、岡山県津山市の津山まなびの鉄道館で開かれ、市民をはじめ、多くの観光客が各地域の食材を生かした軽食やスイーツを堪能した。
同地域の商工、観光、宿泊施設、飲食店、自治体など31団体でつくる「美作国”美味し国”プロジェクト」が地元の味を県内外にPRしようと企画し、初めて開催。この日は、お好み焼き三枝(上河原)あっちゃんの大きな木(山下)、ひまわり館(真庭市下湯原)など5店舗が店を構え、津山ホルモンうどん、そずり肉のコロッケ、シカ肉のホットドッグなど提供。
山陰の観光列車「あめつち」が運行開始5周年を記念して津山駅に到着したこともあり、早速乗客たちが来場し、お目当ての品を買い求めていた。また、近隣住民らもイベントを知り、足を運んでいた。
津山ホルモンうどんを味わっていた国分寺保育園年少組の神浦翔丞君(4)は「とってもおいしい」とにっこり。母親・久美さん(33)は「本当においしいグルメが美作地域にある。各地を巡ることができない時にこういうイベントがあると助かる。県外から来た人も喜ぶのでは」と話していた。