岡山県真庭市勝山地域の子どもたちが作成した新聞やリーフレットが並ぶ「ひと・まち・しごと「聞き書き」展」(真庭市主催)が11日、同市勝山の勝山文化センターで始まった。町で働く人にスポット当てた記事が来館者の関心を集めている。28日まで。
全国各地の高校生が取り組んでいる「聞き書き甲子園」を元に、キャリア教育の一環として実施。勝山小3年生40人と、勝山中1年生60人が地元の企業や店舗、施設を訪ね、経営者、職員らから聞き取りを行った。
小学生たちは5〜6人のグループで新聞7紙を作成。カフェ・居酒屋の「おにのすみか」、「木材ふれあい会館」といった店や施設の様子、経営者の人柄について書いたものを掲示。アパレルブランド「0867」を記事にした新聞では、「名前の由来は電話番号」といったブランド誕生秘話などを記載。中学生たちは3人1組でリーフレットを作り、「ノザキサイクル」、「大前商店」「かぴばらこーひー」など勝山町並み保存地区と新町商店街にある20店舗を写真つきで紹介している。
訪れた人は足を止めてじっくりと眺めていた。
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展示された作品を眺める人
「ひと・まち・しごと 聞き書き」展
- 2022年2月12日
- イベント