福島第一原発事故の影響下で生活している親子を津山に招く「ふくしまっ子津山でのびのび元気回復夏休み親子保養プロジェクト」(同実行委主催)の写真展が新魚町の市立図書館前で開かれている。5日まで。
同プロジェクトは津山の自然に触れ、心身ともに癒してもらおうと2012年から開いている。今まで104家族352人を受け入れてきた。
約40点を展示。来津した子どもたちが料理や昆虫採取などを楽しんだり、ボランティア参加した津山の中高生らと交流したりしている姿のほか、帰還困難区域として立ち入りが制限されている飯館村長泥地区の様子を収めた写真もあり、訪れた人たちは足を止めてじっと見つめていた。
弥生小6年の遊佐美優さん(11)と妹の茉由ちゃん(5)は「福島の子どもを応援する団体が津山で活躍していることに感心した。同じ年の子がいるので、遊んでみたいし、自分でもできることをしてみたい」と話した。
開催中は、来場者に福島から寄贈されたヒマワリの種をプレゼントしている。
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保養プロジェクトの写真を見つめる親子
「ふくしまっ子津山」 写真展
- 2021年4月30日
- イベント