岡山県津山市の地産地消センター・サンヒルズ前駐車場で2日、第20回「つやまふれあいぶどう祭り」(JA晴れの国岡山津山ぶどう部会主催)が開かれ、津山の特産品を求めて県内各地から集まった人たちでにぎわった。
同部会の会員の農家約40戸の計約15アールで採れた新鮮なピオーネやオーロラブラックなど2キロ(3〜5房)約500箱を販売。最高ランクの「赤秀」から「優」までランクごとに3300〜2700円で提供しており、買い物客の中には贈答品用として数箱購入する人もいた。このほか、果皮が赤くて糖度が高い品種「クイーンニーナ」、ほどよい酸味と甘みが特徴の「安芸クイーン」も並び、大盛況だった。
毎回同イベントに立ち寄っているという上河原の信清博史さん(79)は「津山産は甘みが良く、おいしくて好きだ。遠方に住む娘たちも好きで、今年も贈るつもり。喜んでくれると思う」と話していた。
同部会の大畑和久副部会長は「今年は暑い日が続くなどの極端な天候で育てるのに大変な環境だったが、台風の被害も少なくおいしいブドウが実った」という。