岡山県津山市内の2寺院でボタンが見ごろを迎え、参拝者が優雅な花の姿を楽しんでいる。
「ぼたん寺」として知られる院庄の清眼寺では早咲きのボタンが花盛り。栽培している約100種、約300株のうち、ピンクの「獅子頭」や赤い「芳紀」、純白の「玉天集」などが咲きそろい、静かな境内を華やかに彩っている。開花は例年より1週間ほど早かったものの、先日続いた寒さで花が長持ちしているという。これからシャクヤクも咲き始める。
ウイルスの感染拡大を防ぐため、例年行っていた祭りの各種催しは中止し、境内には消毒液を設置。寺のフェイスブックなどSNSで開花状況を紹介している。
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早咲きのボタンを愛(め)でる参拝者