岡山県津山市内の小中学校を対象にした「熱中症対策標語コンテスト」の表彰状授与式が25日、山北の市役所で開かれ、入賞した児童5人をたたえた。作品を掲載した啓発ポスターもお目見えし、今月には公共施設や市内のマルイ店舗など約300カ所に掲示される。
市、市教委、大塚製薬、マルイ、トライフープ岡山が共催。児童生徒と保護者が熱中症について考える機会の創出を目的に、小学4年生から中学3年生まで募集を呼びかけ、356点が集まった。
式では協賛団体・企業から一人ひとりに表彰状が手渡され、谷口圭三市長が「コンテストを盛り上げてくれてありがたい。熱中症予防の一助になれば」とあいさつした。
市長賞には、鶴山小6年の中島悠真君の「『まだええか~』その判断が命取り」が選ばれた。中島君は「自分もサッカーをしていた時に水分をとらずにしんどくなる時があった。友達やいろんな人に見てもらいたい」と話していた。
ポスターは8月末まで掲示される。
市長賞を除く入賞作は次の通り。(敬称略) ▽市教育長賞=我慢せず水分塩分こまめに休憩(鶴山小4年・金田芹)▽マルイ賞=水分補給で元気と笑顔も満タンに(一宮小5年・本郷愛空)▽大塚製薬賞=無理をせずしんどいときは休もうよ(成名小4年・小林愛優香)▽トライフープ岡山賞=熱中症汗が出ないは、超危険(鶴山小5年・菅沼湊平)