岡山県津山市の中心市街地の将来像を話し合う官民連携のプラットフォーム「まち仲つやま」が7月16日、行政や地域住民らによって設立された。今夏から高校生や大学生も交えてまち歩きなどを行い、来年度には中心市街地の未来ビジョンの策定を目指す。
国の「官民連携まちなか再生推進事業」の採択を受けて2022年から住民へのヒアリング調査やワークショップ、勉強会を実施。ビジョンの策定に向け、本年度は「未来の商店街」をテーマに市内でまち歩きを行い、城下町津山の歴史文化を活かし、誰もが安心して笑顔で歩けると同時に、若者が住みたいと思える魅力あるまちづくりについて検討する。
来年2月には社会実験も計画し、市が指定するまちづくりの民間団体「都市再生推進法人」の立ち上げも視野に入れる。
設立に合わせ第1回「未来ビジョン検討会」が山下の市役所で開かれ、これまでの活動や今後のスケジュール、空き家や公共施設などを活用した全国の先行事例について紹介があった。