「アルネを考える勉強会」が26日、岡山県津山市新魚町のアルネ津山4階・コトヤドで開かれ、開業から四半世紀を迎えたアルネについて学び、意見を交わした。
津山提言会(藤本優代表)が開き、商店街やアルネ内店舗の店主、県議、市議ら約30人が参加した。
市の担当課職員が、アルネは中心市街地の活性化などを目的に1999年にしゅん工し、津山街づくり会社と津山地域振興開発の二つの第三セクターが商業施設と駐車場を管理・運営していることを説明。子育て支援施設やまちなかカレッジ、地産地消レストランの開設といった官民連携事業など活性化への取り組みが行われている。
参加者からは市に対し「アルネの経営は赤字なのでは」「商店街の空き店舗のように補助金を出せないか」「市役所の機能を入れては」といった質問が出た。また、「アルネに魅力がなく、一から魅力を考え直すべき」との厳しい声も上がった。
会では今後もアルネなどをテーマにした勉強会を開くとしている。