岡山県の津山中央ロータリークラブ(寺坂磨哉会長)はこのほど、「アートな公園づくりプロジェクト」のワークショップを同県津山市のグリーンヒルズ津山リージョンセンターで開き、児童養護施設「立正青葉学園」の子どもたちとベンチのタイル装飾を作った。同公園内に後日設置し、市に寄贈する。
青少年健全育成などを狙いにしたロータリー財団地区補助金利用事業で、メンバー11人、同学園の幼児から高校生、職員を含め17人が参加。擬木と金属製のバー形ベンチ(長さ1.2メートル、高さ65センチ、幅10センチ)の両側面に張り付けるプレート(10センチ角)20枚を創作した。
子どもたちはハート形やクローバー形のタイルを組み合わせ、色とりどりのモザイク模様をこしらえたほか、クラブ員たちとレクリエーションも楽しみ、和気あいあいとしたひと時を過ごした。
寺坂会長は「それぞれ個性豊かな彩りの作品が出来た。自ら作ることで物を大切にする心を持ってもらえたらと思う」と話した。
プレートは専門業者が目地処理をして張り付けて設置し、16日に贈呈式を行う予定。