警察官や警察行政職員の業務について知ってもらう「オープンポリス」が15日、岡山県津山市の津山署で開かれ、参加者は体験や見学を通じて警察の仕事に理解を深めた。
警察官を志す高校生をはじめ、親子連れら約70人が参加。警察業務や採用試験の説明を受けた後、各課のブースを巡り、防弾ヘルメットや防具といった装備品の装着、専用の粉末を使ってガラス瓶から指紋を採取する鑑識体験などを行った。屋外では車両や警察犬の訓練の見学、白バイによる展示走行などがあり、訪れた人たちは興味津々で見入っていた。
将来、警察官を目指しているという林野高校2年の八田勝光さん(16)は「地域で事故があった時に警察官の迅速な対応を見て、自分も地域の安全を守りたいと思った。今日は体験のほかに試験対策も分かり、しっかり勉強を頑張りたい」と話していた。