「コミュニケーションのボイスマネジメント体験講座」が13日、新魚町の男女共同参画センター・さん・さんで開かれ、参加者は自己表現の仕方について学んだ。
コミュニケーションにまつわる悩みの解決にと津山ファミリー・サポート・センターなどが企画。津山市内や鏡野、美咲町に住む30~70代の15人が参加した。「マスク姿でも好印象!」と題して講師の日本ボイスマネジメント協会・高橋れい代表(市内在住)がマスクをしていても話し方や身ぶり、手ぶりで相手に良い印象を与える方法を語った。
高橋代表はマスクをしている状態では声が通らないうえに、表情もわかりづらく相手に誤解を与えると問題を指摘。その上で表情、反応、声にポイントを絞り「目やまゆ毛を動かし表情をつくり、首を振るなど大きな動作で自分の意思を伝える。正しい声の出し方を学び、声質を整えれば印象は変わる」と説明した。
声がかれず、安定して出せるようにと参加者は深呼吸などをして正しい呼吸法や発声法を体験した。四木美代子さん(71)=野介代=「マスク越しで自分がどのように思われているのか気になっていた。講師の教え方が上手でコツがつかめたので実践していきたい」と話した。
p
会話の中で声の出し方を練習する参加者