「スムーズ横断歩道」試験運用

行政・公共 スムーズ横断歩道を渡る児童たち
         

 路面を10㌢程度盛り上げた「スムーズ横断歩道」の試験運用が東小学校(岡山県津山市山北)の校門近くの市道で始まり、県警本部や津山署などは7日、付近で登校中の児童らの見守り活動を行いながら、ドライバーらに周知を呼びかけた。
 署員7人が登校中の児童の横断に合わせて車を止め、安全に渡れているか確認。ドライバーらには最高速度が30㌔に制限されている区間に設置したと説明し、「以前より横断歩道の存在がわかりやすくなった。また、道路との段差があるので速度に注意して運転してほしい」と呼びかけた。
 試験期間中は、カメラなどを設置し、人や車両の通行状況を調べている。効果が認められれば、住民らの意見を聞き、本格的な設置を検討するという。津山署の古米秀充交通課長は「スピードの出ている車が通るといった住民らの声を聞く。違反や事故の防止し、子どもたちの安全確保につながるようになればよい」と話した。

スムーズ横断歩道を渡る児童たち


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