岡山県津山市加茂町の岩塊上から二筋に分かれて落下しているところから夫婦滝の名が付けられました「トヤの夫婦滝」の滝開きに合わせて第33回「納涼お滝まつり」(津山市観光協会北支部主催)が28日、同所の黒木第3キャンプ場で開かれ、地元住民や観光客が滝で涼をとり、催しを満喫した。
祭りの開催に先立ち、黒木ダム湖に流れ込む沢にある同滝(落差約20メートル)で神事が行われ、市観光協会や市森林組合、加茂郷漁業協同組合といった関係者ら10人が参列。加茂神社の松岡崇博宮司が祝詞を奏上し、参列者が玉串を捧げ、レジャーシーズンの安全を祈願。今村弘樹市観光協会専務理事が「安心して楽しんで過ごしてもらえるようにみなさんを迎えてほしい」とあいさつした。
その後キャンプ場では、焼き鳥や作州牛の串焼き、かき氷などが販売されたほか、スーパーボールすくいもあり、子どもたちが食事に遊びにと楽しんでいた。家族と訪れた加茂小2年の田中響大君(8)は「外で遊ぶのが好きなので、今日は思いっきり楽しみたい。滝にも行きたい」と話していた。